
Nikomat FTNの電池はMR-9という水銀電池で1995年に製造中止になっています。
(環境問題によるもの)
それで、代わりになる物がないかと探したら、上の写真の電池を見つけました。
(AmazonでLR625Gで検索してみてください)
MR-9と形状が同じなアルカリ電池のようです。
但しMR-9は1.33Vで代替アルカリ電池の電圧は1.5V
このせいで若干露出計に誤差が生じるようです(半段~1段露出オーバーになるらしい)
とりあえずNikomat FTNに入れてみましたが露出計は正常に動きました!
電池を入れて巻き上げレバーを電源ONの位置へ
ボディキャップを外して光を取り入れシャッタースピードを遅くしていくと
針が左へ振れ出す、真ん中の◯が適正露出のマークで右がマイナス左がプラスです。
(巻き上げレバーがOFFの位置では針は一番右へ振れたままです)
ファインダー内はこんな感じ
ニコンらしくマイナスが上でプラスが下(違和感ありww)
当然、+ と – の間にくれば適正露出
(これも巻き上げレバーがOFFの位置では針は上に振れたまま)
OFFの状態
上の写真には写ってないけどファインダーの下側にシャッタースピードが表示されます。
(ファインダー内を撮るの難しいww)
電圧をMR-9と同じ1.33Vで使いたいのならば
関東カメラというメーカーよりMR-9アダプターが発売されています。
これはアダプターに現行で入手可能なSR43(1.55V)を入れて1.33Vに電圧を落としてくれる優れものです。(Amazonでも入手可能)
今回は露出計が動く保証がなかったので安上がりな方法を選択。
リンク ↓
関東カメラ MR-9アダプター
電気を使うのはこの露出計のみ!
露出計に必要なCDsセル(光の強さに応じて電気抵抗が変わる)に電源が必要。
次回はAF NIKKOR 35-135mm F3.5-4.5レンズを付けてみたいと思います。
商品写真をもう一枚
正規の電池ではないし使わない時は外しておいたほうが良いかも?
(液漏れの心配もあるし)
続く♪